OUTDOOR LIFE

ラーメンのためなら150km

ゴールデンウィーク。
友人キャンパーが「今年はキャンプ場でラーメン屋を出す」と言い出した。
限定出店、しかも屋外。こんなイベント、逃す理由が見当たらない。
相棒V-MAX 1200に火を入れ、片道150kmの道のりをひたすら進む。

“混雑”もまた春の風物詩

ルートはほぼ全線、車の波。
「やれやれ」と思いながらも、去年までのあの静けさを思い出すと、人の多さがむしろ心地いい。
やっぱり外に出て遊ぶのが“普通”になった世の中は悪くない。

キャンプ場ラーメン、これは反則

現地に着けば、テントサイトの一角で湯気をあげる即席ラーメン屋台。
お手製チャーシュー、手包みワンタン、どちらもプロ顔負けの出来。
そしてやっぱり青空の下で食う一杯は正直美味い。
…なんだかんだ言って、スープまでしっかり飲み干してしまった。

湯河原温泉でひと息

帰りは少しだけ足を伸ばして湯河原温泉へ。
バイクを停めて湯につかれば、体の芯からほぐれる感覚。
「遠回りしてでも寄ってよかった」としみじみ。

“遊びに行ける普通”がありがたい

渋滞も、温泉も、ラーメンも、全部ひっくるめて大人の遠征。
改めて、みんなが普通に外で遊べる日々のありがたさを感じた一日でした。

【SummyG】