【SummyG通信】便利になったキャンプ飯だからこそ注意 カセットコンロ+鉄板の使い方
【SummyG通信】便利になったキャンプ飯だからこそ注意 カセットコンロ+鉄板の使い方

こんにちは、サミーGです。

今回はキャンプギアの商品紹介ではなく、ちょっと真面目なキャンプクッキングの安全について

テーマは、今ではキャンプ場でも当たり前に見かけるようになったカセットコンロです。

コロナ明け以降、キャンプでの調理スタイルも随分変わりましたね。

以前ならBBQと言えば炭を熾して、炭火の上で肉や野菜を焼く……という光景が多かったですが、最近はカセットコンロを使っている方が本当に増えました。

僕自身も使います。便利だし、簡単だし、火力調整もしやすい。

最近のカセットコンロは以前に比べれば高性能になっていますし、アウトドアクッキングとの相性もいい。

でもね〜

「簡単に使える=何をしても安全」ではありません。特に最近人気の鉄板やアルミ製グリルを組み合わせる時。

ここは少し注意して欲しいところです。


カセットコンロで一番気を付けたい「熱」

まず基本的な話から。

カセットコンロに使うガスボンベは熱に弱い

調理しているのだから熱が出るのは当たり前なのですが、問題なのは、その熱が調理する食材ではなくボンベ側へ伝わってしまう事

ボンベが過度に加熱されれば非常に危険です。だからカセットコンロで鉄板を使う場合、「コンロの上に置けたから大丈夫」では駄目。

鉄板そのものの大きさ・形状・素材まで考える必要があります。


注意点① 長方形の大きな鉄板は要注意

キャンプをしていると、BBQグリルなどに付属していた鉄板をカセットコンロへ載せて使いたくなる事があります。でも、ここで確認して欲しいのが鉄板の形。

BBQグリル用の鉄板って、大概は長方形ですよね。

これをそのままカセットコンロへ載せると、鉄板がコンロ本体から大きくはみ出して、ボンベが入っている部分まで覆ってしまう事があります。

これは絶対駄目。

鉄板を熱すれば、当然その鉄板全体が熱を持ちます。その熱が下へ放熱され、ボンベ側まで伝わってしまう。

肉が焼けるからOKではなく、その下で何が熱せられているか

ここまで見てください。

なので僕の場合、カセットコンロで使うなら、ボンベ部分まで覆わない正方形に近い鉄板を選びます。

大は小を兼ねる……とは限らないんですよね。

特に燃焼器具については、むしろ大き過ぎる調理器具がリスクになる事があります。


注意点② アルミは便利、だからこそ熱の回り方を意識

もう一つ注意したいのが素材です。

最近はアルミ素材の、いわゆるマルチグリルも人気があります。僕自身も使っていますし、非常に便利。

アルミは鉄に比べて熱伝導率が高いので、直ぐに温まり、強い火力を使わなくても調理しやすい。キャンプ飯を手軽に楽しむという意味では、とても使いやすいアウトドアギアです。

でも、熱が伝わりやすいという長所は、見方を変えれば周囲にも熱を伝えやすいという事。

調理面だけを見て、「弱火だから大丈夫だろう」と思わない方がいい。

食材が焼けているかだけではなく、コンロ本体やボンベ側へどう熱が回っているのか。

便利な道具ほど、そういう部分まで考えて使いたいですね。


鉄板料理は「長時間やらない」

そしてもう一つ。

カセットコンロ+鉄板での調理は、炭火BBQと同じ感覚で長時間続けない事。

炭火なら火を囲みながら、肉を少しずつ焼いて、イスに座って話をして、また焼いて……。この「ジックリ楽しむ時間」そのものがキャンプの醍醐味でもあります。

でもカセットコンロで鉄板を加熱し続ける場合は、同じ感覚ではいけません。

僕なら20分前後を一つの目安にして、調理を済ませる。まだ続けるなら一旦火を消して休ませる。

もちろん使用するカセットコンロや調理器具については、それぞれのメーカーが定めている使用方法・禁止事項を確認するのが大前提です。

「まだ焼けるから」「弱火だから」ではなく、長時間の連続加熱を避ける。

便利な道具だからこそ、使う側で区切りを作る事も大切だと思います。


カセットコンロ2台+大型鉄板……これはやめよう

そして、たまに聞いたり見かけたりする使い方。

カセットコンロを2台横に並べ、その上へ大きな鉄板をド〜ン。

これは論外中の論外。

大きな鉄板で沢山焼きたい気持ちは分かります。ファミリーキャンプやグループキャンプなら、一度に肉や野菜を沢山焼きたくもなりますよね。

でも、それをするために本来想定されていない使い方をしては駄目。鉄板からの熱が広い範囲へ伝わるだけでなく、2台のカセットコンロそのものが熱の影響を受ける可能性があります。

アウトドアでは、「出来る」と「やっていい」は別物。

これはテントやタープの設営でも、焚き火でも、燃焼器具でも同じです。

出来てしまうから怖いんですよ。


キャンプギアが便利になるほど、使う側の知識も必要

最近のアウトドアギアは本当に便利になりました。

テントは設営しやすくなり、テーブルやイスもコンパクトになり、調理器具も簡単に扱える。

カセットコンロなんて、つまみを回して点火すれば直ぐ料理を始められます。昔のように炭を熾す必要もない。

だからキャンプ初心者でも、アウトドアクッキングを気軽に楽しめるようになった。

これはとてもいい事です。

でも便利になればなるほど、僕は逆に、「どうしてこれが安全に使えるのか」を少し知っておいた方がいいと思っています。

便利さに慣れると、ついつい道具の限界を忘れてしまいますからね。


道具には、それぞれ得意な使い方がある

カセットコンロが危ない、と言いたい訳ではありません。

むしろ僕も便利だから使います。鉄板も使うし、アルミ製のマルチグリルも使う。

大切なのは、それぞれのキャンプギアに合った使い方をする事。

🔸鉄板がボンベ部分まで覆っていないか
🔸大き過ぎる調理器具を載せていないか
🔸熱がボンベ側へ回る使い方になっていないか
🔸長時間連続で加熱していないか
🔸メーカーが禁止している使い方をしていないか

この辺を少し意識するだけでも違います。そして「あれ?大丈夫かな」と思ったら、無理して続けず一旦火を止める。

キャンプなんだから、そんなに慌てて料理する必要もないでしょう〜。


楽しいキャンプのために「正しく学んで使う」

アウトドアって、自然の中だからこそ多少の不便もあります。

そして、その不便を道具と知恵で快適にしていくのもキャンプの面白さ。

ただ、便利や簡単になった裏腹に、使い方を間違えた時のリスクが見えにくくなる事もあります。

だから新しいキャンプギアを買った時には、性能やカッコ良さだけでなく、正しい使い方も一緒に覚える

これは僕自身もアウトドアギアに長く関わってきて、いつも大切だと思っている事です。

せっかくの休日。テントを張って、イスとテーブルを並べて、好きな食材を鉄板で焼いて、旨いキャンプ飯を楽しむ。

最後まで安心・安全で終わってこその楽しいキャンプです。

カセットコンロは便利。鉄板料理も旨い。だからこそ正しく組み合わせて使いましょう。

皆さんも便利なキャンプギアを上手く活用して、安全で楽しいアウトドアクッキングを〜👍️

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