OUTDOOR LIFE

ふもとっぱらに帰ってきた
いや〜、久しぶりのふもとっぱら。広い空と草原、そしてドンと構える富士…やっぱりここは特別ですね。9月は「残暑×高原」のミックスシーズン。日中は低地と変わらず暑い一方で、夜は20℃を下回り、明け方は15℃近くまでスッと落ちる。だからワンポールテントで開放感を楽しみつつ、就寝時は一枚重ねる…そんな“引き算と足し算”のバランスが気持ちいい週末でした。
昼の暑さ・夜の冷え—レイヤリングのコツ
日中は汗ばむので通気のいいシャツと薄手のパンツ、日が落ちたらフリースやライトダウンを一枚。椅子に腰かけて夕風を感じる時間があるからこそ、体の芯が冷えない工夫が活きます。寝具は夏用に薄いブランケット…だけだと明け方の冷え込みに負けますね。インフレートマット+ブランケット、上は軽量シュラフが安心でした。
乾いた風と強い日差し—タープで“影を作る”
湿気はさっぱり、でも陽射しはまだまだ強い。ここはタープの張り方で快適性がガラッと変わります。僕はテントファクトリーのタープを低めの角度でセットして、下に風の通り道を確保。イスとテーブルを日陰の軸に置けば、そこが“高原のリビング”。コーヒー淹れて、景色を一枚の絵みたいに眺めるだけで、来た甲斐あり…ですね。
ふもとっぱらの風—ガイドロープとペグワークは“多め”
今回は台風一過の週末でそよ風程度でしたが、ふもとっぱら特有の吹き下ろしは侮れません。瞬間的に風速10m級になることもあるので、ガイドロープは各面しっかり、角は二重取り。ペグは長め&本数“多め”が鉄則。余っても困らない、足りないと困るのがペグです。張り綱の角度も45度前後を意識、テンションは“ピン”ではなく“キュッ”くらい。これで大体の突風はやり過ごせます。
雲・霧・靄は“通り道”—晴れ予報でも雨支度
標高約1000mのここは、文字通り“雲の通り道”。晴れ予報でも、気付けば一面が白い世界に包まれることも。タープは雨モードへの切り替えができる角度と高さを最初から想定。テーブルは天板の水はけを考えて端に少し余白、ギアはコンテナにまとめて即避難OKの配置…こういう“置き方の設計”が効いてきます。
虫の気配—今回は少なめ、でも備えは常に
今回は蚊もアブ・ブヨもほぼ見かけず快適でした。ただしこれは“たまたま”。◻︎顔まわり用の弱刺激スプレー ◻︎足首の線香 ◻︎就寝時の軽メッシュの一枚…この3点があると安心度が一気に上がります。快適は「準備の副産物」、ですね。
ギア配置—“快適動線”はイスとテーブルの三角形
リビングの中心はイス×テーブル×ストーブ(またはバーナー)の三角形。テントファクトリーのイスは腰の位置が安定して、長時間座っても疲れにくい。テーブルは天板のサイズに余裕があると、クッカーやカップ、調味料まで“置きっぱなし”が成立して、手元が散らかりません。無骨に見えて、実はミリ単位の動線調整が快適の近道です。
持ち物ミニチェック—9月ふもとっぱら版
🔸レイヤリング一式(薄→中間→軽ダウン)
🔸長めのペグ&予備(固い地面にも負けないやつ)
🔸日除けタープ(低くも高くも張れるポール本数)
🔸虫対策3点セット(顔・足首・メッシュ)
🔸撤収用ワイパー&速乾クロス(朝露・霧対策)
そして“ご褒美”の時間—朝霧ソフトで締める
撤収が済んだら、朝霧高原名物のソフトクリームを忘れずに。冷えた体に甘さが染みて、運転前の気持ちもシャンと整う。ここまでが僕の“ふもとっぱらセット”です。やっぱり、富士と草原のキャンプは最高でした。皆さんもぜひ、備えを万全に、気持ちよく秋口の高原を楽しんでくださいね。安全運転で!
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